恋がさくころ桜どき 感想とか

というわけで、ぱれっとより発売された恋がさくころ桜どき、通称「さくさく」をクリアしたので簡単に感想でも。

この作品は、発表から2年位なんの音沙汰もなく、「あれ?コレってもしかして発売しないんじゃねぇの?」って不安になってきた頃に発売日が発表されて一安心したら、延期になってまた不安に…という経緯を私の中で経てきたワケでありますが、まぁなんとか発売されて、先日ようやくクリアしました。

ストーリーは、恋に興味が無い主人公が「恋っていいものだよね」ってなるお話です。どっちかっていうと萌えゲーに分類されるんでしょうか。それほど重厚なストーリーというわけではなく、気楽に読み進めていくことが出来ました。以下、各ルートの感想を私のっ攻略順で

美桜

男性恐怖症?男に触れることができない幼馴染みのお話。正直、あんまり覚えてない。ヒロインの男性恐怖症を治そうと主人公が頑張るけど、その原因は実は主人公にあって・・・とかだったような記憶があるんですけどね。まぁ美桜が可愛かったのでどうでもいいです、ハイ。

夕莉

真面目な風紀委員長と恋をするお話。こちらもストーリーは別にどうでもいいです。夕莉ちゃんが非常に可愛かった。可愛いがいかに大事かを教えてくれました。PCの前でずっと表情が緩みきってました。ほんとに可愛いんで、他のキャラの個別ルートなんかやらずに夕莉ちゃんルートだけを周回したくなります。可愛い。

こなみ

実妹。寝ぼけたこなみ可愛い。普段はクールだけど兄の前ではデレるっていうのは、過去作「ましろ色シンフォニー」の桜乃とどこか似ていますが、あちらは義妹でこちらは実妹という点が違いますね。葵さんが主人公とこなみの関係を認めないシーンがとても良かったです。ただ、できることなら葵さんは最後まで態度を変えないでいて欲しかった。

死神のお話。永遠の時を生きる死神といずれは寿命を迎える人間が云々・・・という感じだったようなそうでもなかったような。杏ルートはどっちかって言うとティナルートへの繋ぎの役割が大きかったような気がします。冒頭で主人公に命をくれた死神のお姉さんが何者なのかっていう事も分かりますしね。いや、決して杏ルートがつまらなかった訳ではないです。むしろ上記の3ルートよりは良かったと思います。キャラがそんなに好みじゃなかっただけで。

ティナ

本作のグランドルート。死神を休業して、恋の妖精として主人公が誰かと恋するように応援をしているティナと、そんなティナに恋をしてしまった主人公のお話。ティナの外見のせいで、主人公が完全にロリコンになってしまいました。失望しました。ストーリーは1番良かったです。終盤でティナが言った「私は恋の妖精だから、終わってしまった恋も応援したいです」みたいな言葉がとても印象に残りました。また、最後のティナとのキスシーンのCGが非常に綺麗でした。「ましろ色シンフォニー」の時も、桜乃のキスシーンのCGがとても綺麗で印象に残っています。綺麗なんですが、どことなく悲しい雰囲気も漂っていて、さすがだなぁと思いました。

 

各ルートのストーリーについては殆ど触れていないので、未プレイの人が読んだら「全く意味わかんネェぞ」ってなりそうですが・・・まぁそういう人はプレイして下さい。なんだかんだ言って、値段分は楽しめました。

 

BGMについて

BGMはなんとなくですが、「ましろ色シンフォニー」と似た雰囲気を感じましたね。個人的にお気に入りは「零れ落ちる花びら」「冬桜な妹」「一重咲の小葉桜」とかですね。あとは、OP曲の「Distancce」が良かったです。この曲のFullを聞きたいがためだけにサントラを購入したくらいです。

 

というわけで、さくさくの簡単な感想でした。この作品を一言で表すと、「夕莉ちゃん可愛い!!」